2012年11月20日火曜日

食べ物の味をより高めるには?|味覚と視覚と嗅覚の関係

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食べ物のおいしさって、見た目や香り、雰囲気が大事ですよね。高級なレストラン等はもちろん雰囲気にも大変気を遣っています。

先日、東京でこんなイベントがありました。

「まっくらごはん」味覚と視覚の深いい関係|roomie

このイベントは真っ暗な状態での食事会。見えない状態で食べることで新しい発見をしてほしいという試みです。

5種類の料理を真っ暗闇の中で食べ、その料理の色(ex.トマト料理なら赤)、調理法(ex.煮る)、味(ex.甘い)、素材を当てるこのイベント、全問正解者は僅かしかいなかったそうです。

つまり、ヒトが食べる食べ物の味は視覚やその場の雰囲気からの情報にずいぶんと影響されることがわかります。何も見えない状態で食事をしても何を食べているのかよくわからないですよね。

こんな論文もあります。

味覚判断に及ぼす視覚と嗅覚の遮断効果|酒井 浩二

この論文では、被験者に「視覚と嗅覚を遮断」、「視覚だけを遮断」、「嗅覚だけを遮断」した状態で誰もが飲む一般的な飲料を飲んでもらい、何を飲んだか当ててもらいました。

結果、もちろん「視覚と嗅覚の両方遮断」した状態での正答率は最も低く約50%でした。味だけではわからないものですね。水を水ではないと判断した人もいるくらいです。なんと、ぶどうジュースの正答率なんて約10%です。

「視覚だけ遮断」と「嗅覚だけ遮断」では、「嗅覚だけ遮断」した方が正答率は高いです。つまり、視覚は嗅覚よりも味の判断には大きな影響を与えることがわかります。

 

経験的にも、実験結果からみても食べ物を味わう際には見た目や雰囲気、においが重要だということです。

料理を作るときは見栄えや雰囲気作りに凝ってみるのもいかがでしょうか。

フルカワ

2012年11月13日火曜日

家庭菜園もSNSで共有!|家庭菜園特化型SNS「Cropnet」

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2012年現在、ほんの10年前とは比べ物にならないほどインターネットは普及し、だれもが常時パソコン、スマートフォンやタブレット端末からインターネットに接続している時代となりました。そしてネット利用者が増え、数年前からSNSが流行りはじめてきました。日本ではミクシィがフェイスブックより先に流行りましたよね。フェイスブックは実名登録ですが、15年前はネット上に個人情報を載せるなんて考えられなかった気もします。
そんな2012年の今、家庭菜園もSNSで共有し交流しようというサービスを見つけました。
"Cropnet~ホームガーデンコミュニティ~"
このサービスは家庭菜園でのこと(定植とか間引きとか収穫とか)を”Cropノート”に投稿し、情報を共有しようというものです。もちろんTwitterのようにユーザーのフォローができますし、Cropノートを検索して育て方を調べる、他ユーザーに質問する等できます。
実際私も登録してみました。
登録してみて感想は・・・まだユーザー数が少ないため頻繁な交流ができる機会は少ないかもしれません。Cropノートの数もあまり多くないように感じます。少し前(10月ごろ)はいくつかのウェブサイトに広告を出していましたが最近は見かけません。有名人を使って広告すればもっと広まるかもしれません。
わざわざこのサービスを利用しなくとも、他のSNSで家庭菜園仲間と情報を共有すればいいのでは?と感じる部分があります。

みなさん是非、SNSで自慢の家庭菜園を共有しましょう。
フルカワ
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